お客様

過去10年でアウディはハンガリーでの生産を2倍にと大きく伸ばしました。現在同社はハンガリーで最大の外国資本かつ輸出企業となっており、その工場は全世界で最大の乗用車用エンジン工場です。ここではVolkswagen Group向けに日々9000機のエンジンが生産され、また一部アウディ車種の組立も行われています。

問題/ 対象

工場内には様々なブランドのフィルター装置が存在し空気の状態もまちまちでした。また、毎時百万 m3ものプロセスエアが屋外排出されており再利用されていませんでした。空気品質のばらつきとキャパ上限で稼働している工夫のない換気システムによって、高いエネルギーコストの一方で、建物は崩壊し始め屋根は油まみれといった状態でした。アブソーレントが選ばれた主な理由はエネルギー節減、低保全費用そしてより清浄な空気でした。Volkswagen は全世界でのエネルギー消費量を2020年までに20%低減するプログラムを推進しており、適切なフィルターはこのなかで大きな役割を担うものと捉えられていました。

解決策

アブソーレントのフィルター装置は多くのケースで金属加工業界の新しい技術MQL(最小加工油量)環境下で使用されています。この加工から生じるごく微小な粒子の処理にはより高度なフィルター技術が要求されます。アブソーレントのAsmoke シリーズはこのために開発されました。この事例ではアブソーレントの3つの保証が役立ちました。1) アブソーレントのHEPA H13 フィルターカセットによる高品質な空気2)最低1年のメンテフリー  3) 稼働中の安定した吸気   MQL 用のフィルター装置の他にもドライフィルター用としてAdust シリーズ、加えて洗浄機のような軽微な用途向けに Amist シリーズも同時に設置されました。

結果

アブソーレントとハンガリー代理店Pure Air社は大型の集中フィルター装置から小型の個別タイプまで27台の装置を3年間で納入しました。アウディは結果に満足しています。保全コストはとても低いものとなりました。最初のAmist10C のフィルター交換は設置後12,700時間(3年)でした。HEPA H13 を通った空気は室内排気されています。フィルター装置が加工機からの空気を常にキャッチするため、もはや汚染された空気の漏れはありません!2017年に空気品質の改善度合いとコスト低減を検証するプロジェクトを始めました、

Audi Hungary