お客様

Surahammar市にあるLucchini Sweden 社は1866年の設立以来、北欧唯一の列車用車輪、アクセルのメーカーとしてその地位を確立しています。

問題/対象

Lucchini 社は2010年に工場内の4台の丸型旋盤から発生するダストと油煙の相談をアブソーレントに持ちかけました。カーボンはその回転工程で発生していました。アブソーレントは必要な空気流量と適切なフィルター装置を推奨するために入念な調査にもとづいた計画立案を行いました。特にダスト問題につながっている粒子の調査には時間をかけました。現場では頻繁に徹底的な清掃が行われていましたが、清掃後たった1日で厚いダストが機械に積もっていたからです。このせいで現場は常に薄汚れてみえる状態でした。

 

 

解決策

作業上加工機を完全に覆いつくすことは非現実的だったので、2011年にアブソーレントは工場内への汚染拡散防止を目的としてエアカーテンを用いた試験を数度行いました。この結果、お客様は1台あたり4000 m³/h の空気吸い込み量と3m長さのエアカーテンの採用を決定しました。2012年にアブソーレントは4台の丸型旋盤機をカバーする2台のAdust15フィルター装置を設置しました。これはEcoDriveを装備したエネルギー節減タイプのものでした。

結果

その結果、粒子濃度は0.1 mg / m3.と従来から81.3%の低減となり、お客様の満足いくものとなりました。プロセスエアは全て屋内排気が可能となり、従業員の方たちも職場環境の改善を実感しました。ダストは極小となり、清掃すれば清浄な状態が保たれるという何よりも大きな変化が生まれました。このことはイタリアのグループ本体にも知られるところとなりました。

以下はLucchini Sweden社の製造課長Alexander Dzogasさんのコメントです。

– フィルター装置の設置に満足しています。結果は期待をはるかに上回るものでした!ダストが81 %も少なくなるなんて思ってもいませんでした!会社の全員が違いを実感しています。-